2012年1月5日木曜日

バランスと回転

物事の「動き」にはバランスと回転という大変重要な要素があります。
うまく物事を運ぶためには、この二つの要素は外せません。

安定して回転させるために必要なこと




子どもの頃、独楽を回してよく遊びました。
うまく回転させるためにはバランスの取れた独楽にする必要があります。軸がずれていたり、縁が凹んだりしていると安定して回ってくれません。
世の中でも同じようなことがいえます。
物事を、うまく回転させるにはバランスが取れてなくては回りません。あるところに集中していたりすると流れが滞り回転が鈍ります。循環型社会が重要といわれていますがどこかバランスが崩れていてうまく回っているようには見えません。

仕事でも同じです。
うまく回転させるためにはいろいろな要素をバランスよく配置することが重要となります。
ある部署だけに仕事が偏ってしまうと流れは詰まってしまいますし、不必要な事業部は回転の速度を遅くしてしまいます。

高速で回転させるためには均等に配置されたウエイトが同じ仕事を分散させてあげることが必要となります。

バランスを取るために重要なこと

 
路地点景


自転車を補助輪なしで乗る練習をしていた時のことを思い出してください。スピードがあるときに転ぶことはあまりなく、大抵はよろよろと速度が落ちてきた後でハンドルを取られて転んでしまいます。
転ばないようにするにはペダルを踏み続けなければなりません。バランスを保つためには車輪を回転させなくてはいけないのです。

仕事では物事がうまくいかなくなると一旦ストップさせて、原因を考えることをすることがあります。
しかし、うまく回っていない原因は実は回転不足なことがよくあります。あと少しうまく回るようにしただけでとてもスムーズに進むようになり、これといった原因はまったくないことがあります。

まとめ

バランスよく回転させることはとても重要です。
安定して高速に回転させるにはバランスが必要で、バランスを取りたければ回転させることが重要。
そんなことを、脱水機能がいかれた洗濯機を見ながら考えていました。

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