2012年1月11日水曜日

水のように澄んだ心で

かれこれ2ヶ月かかってようやく読了。でも、これから実践していくほうがもっと大変かもしれない。

徹底的に収集すると心はすっきりする

何か心に引っかかっているものがあるなら、それをすべて書き出すことがGTDの第一歩。
書き出すだけで何も問題は解決していないような気がするけど、心の引っ掛かりをすべて目にすることで逆に安心できるのだという。
なるほど、そうかもしれない。
トンネルの先が見えず、暗闇がいつまでも続いているときと、遥か彼方ではあるが、明かりが見えている時とは不安の度合いは全然ちがう。

まずは、すべてを書き出してみよう。

良い結果を想像しながら次に何をすればいいのかを考える

書き出したすべての事柄に、具体的な次にとる行動を考える。
それが直ぐできるものであるなら、今すぐやろう。
気になる事が「机の上を片付ける。」であるなら、今すぐできることが多いと思う。散らかったものを元の場所に収め、雑巾で拭く、これでおしまい。
しかし、大きな机の上に大量の本や書類が乗っていたのであれば、次にとる行動は違ってくる。「本を机からおろす。」が次に取るべき行動になるだろう。
そうなると、ワンアクションだけでは処理できない。こういったものはプロジェクトとして、次に取るべき行動をいくつも設定する。
「本を机からおろす。」、「本を本棚にしまう。」「書類の分別をする。」「不要な書類、本を縛る。」「雑巾で拭く。」これが「机を片付けるプロジェクト」の全体像である。
このようにプロジェクトを処理していくときに結果を想像して次の行動を決めていく。最終的なイメージは「綺麗な机でコーヒーを飲みながら本を読む。」であるなら、それに向けて最良の結果が出るようにする。

ストレスは自分との約束を守れていないことが原因

不安やストレスは「やらなければいけないことをやっていない。」ときに起こる。
「机の上は綺麗に片付けておくもの。」このことが当たり前のこととして思えていて、しかしそれができていない時、机を見るたびにストレスがたまってしまう。
「机の上は汚くてもOK。」そう思えるのであればストレスは感じないし、片付ける必要性もない気がしてくる。
この例は極端だが、「机の上を綺麗に保つ。」という自分との約束を守れないためのストレスは、このGTDで「机を片付けるプロジェクト」を設定して、次に取るべき行動を決めることでなくなる。
「やらないといけないことは分かっているけど今はできない。」と自分に約束するからだ。

とにかく収集から始めてみる

収集と処理だけでも2日ぐらいかかるそうだ。
目標としては正月休みの間にやりたかったのだけどできなかったので、今度の週末あたりやってみようと思う。


次の行動まで決めた後はまたの機会に。

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