2011年9月28日水曜日

モノを造る者の心得

24年前、モノを造る事の難しさと楽しさを一度に体験した事をキッカケに、今の職業に着く事を決意した。

あの時の思いは今も続いているのか?


知らない事が少なくなったという錯覚

ざっくり言って、店づくり、店舗設計施工は、決まった業種・業態を専門でやっていくと、決まったパターンの繰り返しになる。

多少の流行はあるものの、業態ごとの導線、ゾーニング、レイアウト、バックヤード機能などは、かなり以前からそれほど大きな変化はない。

それゆえ、特殊な業種には専門業者がいて、技術力は他社より優れ、独壇場になる。理美容業界などは、まさしく、そんな感じだ。

水周りの絡みのない物販店舗は、制約が少ない分、表層的な拘りに走ることが多い。

とてもアクロバティックな納まりであったり、意表をついた仕上げであったり。必要以上に明るい演出照明で、壁面は白色。そんなデザインが流行ったときなどは、OPEN初日でたくさんの来店者ですぐに汚れて見ていられないこともあった。

新人のときは、どんなことも初めてなので、とにかく楽しかったけど時間はかかった。でも、ある時期から「あっ、このパターンね」と、なって経験則から事を進めるようになり、効率が上がり始める。「小慣れる」という時期だ。

10年もやると、ほとんど経験をしたものだけで解決できるようになり、自分が望まないかぎり新しい方法を採用しない。コストの面からもそれが一番確実であるため、特に受発注に関係する者は保守的になる。

何年かに一度、新素材、新技術、新工法が業界を一新する。最近ではLED照明器具かな。

そうでないときは、「全て分かった」つもりになって仕事を進めていた。


変化に対応できないものは衰退する

そんな状態が続いた後に、未曾有の大不況がやってきた。とにかく安く、他社よりもコストを抑える。それが最優先で仕事が進む。

企業体力があるうちは、なんとか持っていたけど、次第に倒産する同業者が増えてくる。条件は悪くなるばかりだ。

今となっては、「新しい技術で他社との差別化」などとてもできない。それが出来ていた企業は不況など関係なかった。

モノ造りを経験則のみで行ってきた者は、価格競争の荒れ狂うレッドオーシャンで、どこへ進めばいいのかすら分からず、運転資金調達のため割が合わない仕事でも手を出さざるを得なくなった。


誰のために造るのか

仕事としてモノを造るということは、「誰か」のために造ること。

「誰か」は直接お金を払う人ではないかもしれない。だから、クライアントのためだけにモノを造るわけではない。

そのモノを使う人が、「誰か」だと思う。なので、使う人の目線でモノを造り続ける。
納期やコストは2次的要因、それを理由に品質を下げてはいけない。

もうひとつは、自分のため。そういうと、「自分のために作るのは作品だ、芸術家だな。」とよく言われた。
それでいい、アーティストだよ。なにかを造りだす者は。


そんな気持ちを忘れかけていたので書き留めておく。

2011年9月26日月曜日

名古屋の中心地で歩行者天国が試験的に実施されていた

名古屋の中心地、栄地区。
ここで27年ぶりに歩行者天国が試験的に復活している。
区間は大津通りの栄交差点から矢場町交差点までの約700m。
9月18日から11月13日までの日曜日限定。

通り沿いには三越、ラシック、メルサ、松坂屋、パルコなどの百貨店や大型商業施設。
GUCCI、Francfranc、GAP、Apple Storeなどの有名ブランドの路面店が軒を連ねる。

いつも見慣れた風景が歩行者天国でどう映るのか、興味があったので出掛けてみた。


わりと涼しい日曜日の午後だった


GUCCI
歩行者天国の区間は自転車を乗ったままの通行は禁止されていた。



Francfranc
ここはオープンして1年ぐらいかな。



Apple Store
中を覗いたら外国の人たちでいっぱいだった。 日本じゃないみたい。



GAP
ここが出来た頃、息子の服を買いに来たっけ。



APP Bank Store
最近OPENしたばかりのショップ。時間がなかったのでゆっくり見れなかったのが残念。こんどiPod touch用の魚眼レンズを買いにいこう。


感想

現場を訪れたのは13時ごろでその日は爽やかな風も吹いていてアスファルトの照り返しもなく凄く快適だった。

ビラ配りやパフォーマンスは禁止されていて、自転車も乗ったままでは通行できない。
秋葉原の件があるので規制を厳しめにかけているんだろう。
そのせいで、とても落ち落ち着いていて、小さなこどもが親の手を解いてヨチヨチと走り回っても安心して見てられるのだが、その分大人しすぎる感があり、賑わいに欠けていた。

この歩行者天国復活も、名駅地区から栄地区に人を呼び戻す目的があるので、もう少し賑わいを見せないと完全復活は厳しいのかなと思う。

スタバとかドトールとか、もっとパラソルだしてオープンテーブルでドリンク飲めるようすればいいのに。

2011年9月25日日曜日

google+の公式iOS用アプリが公開されていた


この前、一般公開が始まったgoogle+の専用公式アプリがリリースされていた。

まだまだバグが多く、特に日本語の入力には問題があり過ぎて、使い物にはならないけど、まぁリーダーとしては十分なのでしばらくは使ってみよう。


ソーシャルはモバイルと相性がとてもいい。

「誰が、何時、何を」に「何処で」がが加わると何だか次元を一つ上げたぐらいの広がりが増す感覚だ。

なので、早くバク修正して、楽しいソーシャルライフを堪能したいと思います。

googleさん、よろしくです。


リフレッシュする最高の手段 --散歩についての考察

なにか、煮詰まったり、頭の中がこんがらがったり。
そんな時、最近よくやるようになった解消法は散歩
でも、何で最近になって散歩をするようになったのか。
何故、散歩するとリフレッシュした気分になるのか。

散歩しながら考えた。


今までの移動についての認識

普段の移動手段は、専ら自動車。通勤・休日の買い物・レジャー、すべて車で移動する。通勤以外で移動するときはだいたい家族と一緒だ。社会に出て以来、プライベートで友人と出掛ける事はほとんど無くなった。家庭を持ってからは、家族以外の人と休日を過ごすことなど、まったくといっていいほど無い。周りを見回しても同じ人たちばかりだし、それについては極自然なことと認識している。

なので、一人で移動するときは仕事のときぐらいなのだが、デスクワークがメインなので通勤以外で移動することも少ない。つまり、目的地まで肉体を運ぶことが移動の役割でそれ以外何も無い。

それが移動の持つ意味で、今までの認識。でもあの日以来、移動についての認識に変化が起きた。


とてもシリアスな動機で散歩に出掛ける

道路が寸断され、鉄道が止まり、橋が落ちる。そんなことありえないと思っていた。しかし「想定外」な出来事が起こり、いろいろな常識が覆される。

「歩いて家まで帰れるか?」自問したとき自分の体力に不安があった。

「どれくらいなら歩けるのか?」その限界を知るため、ゴロゴロとしながらテレビを見ていたのをやめ散歩に出掛ける。

これが散歩デビューのいきさつ。きっかけはとても、シリアスだった。


「あるラインを超えると世界が変わる」を実感

休日の午後、ふらっと出掛ける。暫定目的地は近くの公園、車で行けば5分もかからない。近くを川の名がついた運河が流れ、子供が小さかった頃はよく遊びに出掛けた、環境いいの公園だ。
歩き出して5分で最寄の地下鉄の駅を通過。すでに限界が近い。もう帰ろうかと思うが、あと少しガンバってみようと先に進む。

目的地まであと半分。帰りのことを考えるとここでギブアップすべきだと自分に言い聞かせる。あの信号で引き返そう。

そう思いながら歩き続けていると突然、体調に変化が起こる。あれ?足が軽くなる。弾みだした息がリズムをつかむ。もう少しいけそうだ。

それからは、嘘のように快適な散歩だ。目的地にたどり着き、のどの渇きを癒すだけの水分を取り、すぐに引き返すでもなく公園をブラブラ。初夏の気配を感じながら、iPodでお気に入りの音楽。何の目的も無い移動が、とても快適なレジャーとなる。


至福の時間は帰り道

散歩は一人で出掛ける。ウォーキングなどとは違い、スポーツ的要素は”ゼロ”。できれば汗はかきたくない。目的地も設定しない。

なるべく一度通った道は歩かない。近所でも歩いたことの無い道のほうが多いことにあらためて気づく。

不審者と思われない程度にキョロキョロ。できれば写真などを撮る。

帰りの道が貴重な時間。程好い疲労は、思考をクリヤーにしてくれる。ぼやけていた焦点がはっきりしてくる。一箇所にスポットライトがあたる。上空から全体を見渡すことができる。そんなイメージで頭の中がリセットされる。


まとめ

多分だけど散歩することでハイな状態になることができるのだろう。走ったり、山に登ったりしなくてもナチュラルにハイになれる、とても安上がりな覚醒だな。おじいちゃんのような体質なのかもしれないが、酒もタバコもギャンブルもやらないからご褒美的なものだと勝手に思っている。


でも、最近は自転車に興味が涌いている。

2011年9月24日土曜日

デザインの基本的な考え方を再構築

concrete forms (23)
concrete forms (23) / Concrete Forms

長い間、商業施設・店舗デザイン設計に関わりを持ち、様々なデザインに触れ、また、自身でも数知れずデザインしてきた。
デザインを学問的に学んだことは無いけど、大学で学んだ建築における基礎知識と実践で積み上げてきたノウハウで店舗デザイナーとしての役割を果たしてきた。しかし、最近になって「これでいいのか?」と思えるものが多くなってきた。「誰のためのデザイン?」と。

「デザインって何?」って事で基本な考え方を再構築してみる。


デザインとは意匠計画

初対面のときの名刺交換の際、「設計の・・・です。」と「デザインの・・・です。」では相手のリアクションが違う。
理系的言葉の「設計」と文系的言葉の「デザイン」。自分にとってはまったく同じものなのだが、言葉にすると違う印象を受けるようだ。

センスや美的感覚だけではデザインすることは難しい。

店舗でも住宅でもプロダクトでもグラフィックでも、最終的に形になるものがあり、機能すべき事があり、組み込まれる要素があり、それらを計画的に組み立てていくことがデザインだと考えている。すべてのものには意味があり、それを正確に読み取り組み立てていくことがデザインだと。


デザインの6要素

デザインの要素としてはざっくり言って6種類。
何をデザインするかで多少重要度は変わるが重きを置くもの順に書き出していく。

フォルム:形のこと
形には必然性がある。何故この形なのかを見つけ出すことはとても重要。
自分の場合、半分はこの試行錯誤。

カラー:色
印象に一番影響がある要素。同じモノでも違って見える。

テクスチャ:質感
人が触れる時、本能的に感じる度合いが違うものなので、相手によってはとても慎重に選択する要素。

レイアウト:配置
2次元でも3次元でも空間をデザインするとき全体の印象を決める要素。

バランス:比率
とてもデリケートな要素。さじ加減一つでどうにでもなるのでスパイスだと思っている。

トーン:明暗
仕上げの要素。綺麗にまとめると上品に、ラフにまとめるとダイナミックになる。

全てこれにあてはめて、考えているわけではないけど、このように要素ごとに区分して整理していくとイメージの世界が具体的な表現となってまとまってくる。


それぞれの要素を原理に基づいて組み立てる

読みやすいブログにするためにやるべきこと!!(デザイン編)
でも書いたけど、それぞれの要素を組み立てる時に必ず考慮すべき原理が4つある。

関連性の高いモノは近づける。(近接の原理)
見えない線を使って整列させる。(整列の原理
強弱を使いリズムを意識する。(対比の原理)
統一感が出るように反復させる。(反復の原理

要素を原理に従い構築させる。迷いが起こったときはどれが最重要なのかを自問自答し、その中で決定していく。


まとめ

「デザインすること」は自分の場合、誰かのためにやる作業なので、相手に納得して貰わないと意味が無い。
その作業は模範解答はあるけど、本当の正解を見つけることは究極に難しいし、まず無理だ。

だからこそ、ここに書いたような考え方で自分自身でまず納得し、論理的にプレゼンして理解を貰えるようにしている。

ただ、これまでヒヤリングを丁寧にし、内容を十分理解した上で手掛けたデザインは、その図面とパースを見てもらっただけで、何も説明しなくても気に入っていただけた。

その快感が今まで続けてこれた理由なのだろう。

2011年9月23日金曜日

Google+の始め方

Googleがソーシャルネットワークにおける取り組みとして、6月にプロジェクトとしてスタートし、注目を集めていたGoogle+が、今までの招待制から一般公開になった。

いったい、どんなものなのか、やってみなくちゃ分からないので、取り敢えずはじめてみる。


ところでいったい何なんだ? Google+てのは

Google+プロジェクトの概要によると

Google+ を使用すると、現実の世界と同じようにウェブ上のユーザーと交流することができます。意見や感想、リンク、写真などを共有したいサークルと共有します。簡単なビデオチャットで最大 9 人と同時に会話できます。1 つのページでみんなと早くて簡単なグループチャットができます。Google+ での新しい共有のアプローチはまだ始まったばかりです。
とある。
「サークルと共有する」 と見慣れない言葉。このあたりが他との違いかな。

でそのサークルについて

共有の相手はさまざまであり、共有するコンテンツもさまざまですが、適切な人と適切なコンテンツを簡単に共有できる必要があります。サークルを利用すると、実生活と同じように、遊び友だちのサークル、両親のサークルなどを別々に作成できます。上司 1 人だけのサークルを作成することもできます。
どんな情報を誰と共有するかを、細かく設定できるようだ。家族で共有する情報、仕事のプロジェクトで共有する情報、大切な友人とだけ共有する情報、いろいろな組み合わせがあるのだと思う。

と、ざっくり分かったところで、早速参加してみよう。


サクサク、入力して登録完了!!

まずは、Googleに移動。
左上にある「+あなた」をクリック。

氏名と性別を入力。写真を設定すればアイコン代わりに。それらの入力が終われば「参加」をクリック。

picasaとのリンクを促されるので、促せれるがまま「Google+とpicasaウェブをリンク」をクリック。

学校名と年(入学年か卒業年かは不明)、勤務先や住所を入力したら「続行>>」をクリック。

Yahoo Mail や HotMail を使って知り合いをさがしたりしてサークルにどんどん追加していく。
といっても知人などはあまりいないので、有名人をどんどんフォローしていく。

有名人は家族でも友人でも知人でもないため、「フォロー中」サークルに入れます。
「10人はサークルに入れたほうがいい」とGoogleさんが言うので、それに従い「続行>>」をクリック。

これで出来上がり。中央にあるストリームエリアにサークルの人たちの共有情報が表示される。


まとめ

出来上がりは、今流行のソーシャルネットワークの様相を相しています。mixiよりはfacebookに近い感じ。さてこの先どうなるでしょうか?



2011年9月21日水曜日

Blogger公式iOS用アプリ登場

iPod touchをスマホ代わりにしているものにとっては、グッドニュース。
これで思ったときにすぐ、投稿できるようになります。


新しい投稿を作成してそのまま公開できる!!


Blogger専用iOSアプリを発表 : Blogger Buzz

このエントリーによると、アプリから新しい投稿を作成したり、編集したり、そのまま公開したりできるようです。



写真を貼り付けることもタグをつけたり、位置情報なんかもつけことができます。

複数のブログやアカウントを持っていても、簡単に切り替えることができます。

iOSのバージョンは3.1.3以降が必要なのでiPod touchの第一世代の方は注意してください。


まとめ


思ったとき、感じたときにすぐに投稿を作成できるのでライフログを取るにはとても便利になりました。

2011年9月20日火曜日

20日目の区切りで考えること

9月も、もう終わろうとしている。
この一週間はとてもいろいろなことがあり、忙しかったという印象。
振り返るとまた反省が多い。


習慣化することの難しさはハンパない

毎日、書くことを目標に続けているこのブログだが、全然できていない。

忙しい」それを口実にして、やらなければならない事もできないでいる。

20日間で11エントリー。つまり2日に1回。思いの半分。まだまだだ・・・・・・。

習慣化することにより、モチベーションの状態に左右されること無く、投稿を増やすことができるのだろう。
早く習慣化してペースを掴まないと、今年中に100記事も達成できなくなる。

新しい習慣を身に着けるには、古い習慣を変えていかなければならない。
仕事を効率化し、自由に使える時間を確保して、今までと違う視点で物事を見るようにしておく。

この事を、次の10日間のやるべきことにする。


結論

自由にやればいいんじゃない、素直にそう思えるようになるまでかなり時間がかかると思う。
定着するまでは、1000文字にこだわらずどんどんかくべし。

その後、何かを感じ取れるようになる (と思う :-)


2011年9月16日金曜日

「みんなのビジネスオンライン」をざっくり調べてみた。

今、自分の中で激アツのみんビズについて、ざっくり調べたことをメモ。
ホント、よくできたサービスだと思うよ。


一年間は無料

2年目に入る際に継続するか選択できる。

継続する場合、月額 1470円(.jp) 

それ以外では一切無料で使用できる。


独自ドメインも使える、しかも使用料は一年間無料

ドメインは.jpをはじめ、.com、.net、.org、.biz、.infoと、日本でのビジネスを考えているのであれば、ほとんどのドメインを使用できる。
ココでの注意は、ドメインの種類によって2年目以降の支払額が変わるのとだ。


テンプレートが凄く種類があって充実している

14の業種に対応した、テンプレートが100種類近くある。

農業・林業、製造・メーカー、建築・建設、不動産、レストラン、カフェ、宿泊施設、食品・日用品、アパレル、美容室
理容室・サロン、 法律・会計・コンサルタント、 教育・学習塾・スクール、医療福祉施設、サービスその他、の14種類業種が設定されているので登録の際、一番あてはまる業種を選択すればいい。
おのおの業種に6種類のテンプレートがあり、全部で80種類ほどになる。
テンプレートは設定後でも修正は可能。


Eコマースにも対応

ネットショップ機能を搭載しているので、世界を相手に商品を販売することが可能。
何を売るかで設定内容が異なるとは思うが、ちょっと設定内容をみるかぎりでは、どんな商品でも、またどんな販売方法でも問題なさそうだ。


結論

なんだか、グーグル様の宣伝部長みたいになってしまったが、今のところいいところしか見えていない。

さて、これから運営しはじめてどうなるのだろうか?

2011年9月14日水曜日

Googleが始めた新サービス「みんなのビジネスオンライン」が凄いと感じた訳

まだ始まったばかりなので、はっきりとは分からないけど「みんなのビジネスオンライン」は凄いサービスになると思う。


いったいどんなサービスなんだ?

仕事が終わり帰宅する途中に寄った喫茶店で、いつものようにコーヒーを飲みながらお気に入りのブログのチェックを始めた。
何気なく一番初めに開いたGoogle Japan Blogのエントリー「みんなのビジネスオンラインで、日本のビジネスにウェブサイトを!」を読みながら「こりゃ凄い!」と思い同時に「やられた!」と思った。

そのエントリーによると、いまやインターネット利用者は9000万人に及び、ネットショッピングはインターネット利用者の93%が「利用したことがある」と答えている。
それなのに、国内企業の99.7%を占める中小企業の76%がウェブサイトを持っていない。ビジネスの機会損失は大変大きい。
その中小企業の63%が「コスト」「時間」「労力」がかからなければ、ウェブサイトを持ちたいと思っているというのだ。
そこでGoogleは無料で簡単にウェブサイトを持つことができるサービスを今日、開始するという。

それが「みんなのビジネスオンライン」なのだ。


何がそんなに凄いのか

Google様のやる凄いことに、最近慣れてきていた。
311震災直後の安否確認サービス「Person Finder」などは正しく神と思えた。
でも、今回の新サービスは少し凄さが違う。

誰もが思っていた「WANT」を的確にサービスにしたものだと思う。

自分の周りには自分も含めて中小企業の人たちがとても多い。
その人たちは昔からのツテを頼りにとても狭い中でビジネスを展開している。

古い人脈だけが頼りの営業で、社員は自分と奥さんだけでは、新規開拓などとてもできない。
そんなマイクロ企業がウェブサイト持つことはとても大変なことだ。

そんな人たちに「みんなのビジネスオンライン」は最適のサービスだと思う。
実際に自分で登録してみたけどとても簡単だ、コーヒーが冷める前に登録が完了した。
しかも、独自ドメインまで取得でき、一年間は無料だという、まったく、信じられない。

事務仕事のついでに出来る範囲の作業だ。
ウェブサイトを持つことで広がる世界はとても広大だ。


今になって気づくこと

近所にあるとんかつ屋さんでのやりとりを思い出した。

「ごちそうさま。美味しかったよ。」
「ありがと。ブログにかいて宣伝しといて」
「自分でやりゃいいじゃん」
「無理、無理、(笑」

こんなやりとり毎日どこかで繰り返されているのだと思う。
そのとき思った。「どうすれば、このようなお店をサポートすることが出来るのか?」

自分は店舗のデザイン設計を長年やってきた。
しかし、最近はお店を作っても3年ももたず店をたたむケースが多かった。
オープンしてからのサポートの大切さを思い知らされていた。

この「みんなのビジネスオンライン」は、そんな答えを出せずにいた思いを具体的に説明してくれた。

「やられた!」そう、思った。


「一年間無料」を使い倒す

このサービスのおかげで二の足を踏んでいた独自ドメインが取れた。
なのでこの先一年間じっくり取り込んで自分のビジネスにしていくぞ。
「おれなにビジネスオンライン」のスタートです。



「みんなのビジネスオンライン」:http://www.minbiz.jp/


2011年9月13日火曜日

画面をキャプチャしてCSSのカスタマイズを図解で説明してみた

先回、CSSでのカスタマイズでデザイン変更したのだが、すこし分かりにくいところがある。

なので今回は画面キャプチャして図解で説明してみる。


どの部分をカスタマイズするのか

重要な要素であるエントリータイトル(h3)とエントリー内の小見出し(h4)。

変更箇所は、赤い線で囲った部分の2点。



変更後

少し、見やすくなった。


CSSの変更手順

ブログが表示されているのであれば、「Navbar」にある「Design」をクリック。





ダッシュボード画面であるなら「テンプレート」をクリックして、そこに表示された「Customise」をクリック。




「アドバンス」をクリックする。




スクロールバーを一番下まで下ろすと見えてくる「CSSを追加」をクリックして、となりのテキストボックスにあらたなCSSを書き込む。




CSSの追加が終わったら、「ブログに適用」をクリックして、「Bloggerに戻る」で投稿を続けるか、「ブログを表示」でこのエントリーを見てみる。





結論

やはり、図解はわかりやすい。
しかし、説明文の入れ方次第では、誤解を招く事もあると感じた。



2011年9月11日日曜日

Bloggerのテンプレートを
CSSでカスタマイズしてデザイン変更してみた

たとえ無料で使用できるブログであっても、自分の特徴をだしたオリジナルのデザインにして他との差別化を図りたくなる。

デザインについても自由度の高いBloggerなら、なおさらだ。


どの部分をカスタマイズするのか

デザイン的要素はいろいろあるが、まずは「読みやすく」を心掛ける。

Bloggerのテンプレートは種類も豊富で、デザインのカスタマイズも管理画面(ダッシュボード?)から簡単に行える。
テンプレートや背景画像、ブログの幅やレイアウトなどは、いくつかある選択肢の中から選んでいくだけで、オリジナルのデザインでブログが出来上がる。

まさしく、「あっ」というまだ。

「アドバンス」からは、さらに詳細なところまでカスタマイズ可能で、カスタマイズできる箇所をすべて理解しようとすればそれだけでかなりの日数を費やすことになるだろう。

自分らしいデザインに仕上がったところで、メインのエントリー内のデザイン変更をおこなっていく。

以前のエントリーで見出しが重要と書いたので今回はその辺を見やすくカスタマイズしていくことにする。

参考:読みやすいブログにするためにやるべきこと!!(文章編)


エントリーのタイトルをカスタマイズ

テンプレートの標準のカスタマイズが終わったこのブログでは、「h1」タグはブログタイトル。
「h2」タグは日付とサイドバーにあるガジェットのタイトル。「h3」がエントリータイトル(記事の見出し)になっていた。

なので、記事の見出しであるh3タグをCSSを編集してカスタマイズする。

カスタマイズする前はフォントサイズが大きく設定されていたので、それは変更せずに、ボーダーを使って目立つように変更した。

h3.post-title {
padding-left:.6em;
border-left : 10px solid #999;
border-bottom:1px solid #999;
}


明るめのグレーのラインを左サイドは太め、下は細めで設定。


エントリー内の小見出しの設定

読みやすさにこだわる当ブログでは、エントリーの中で段落ごとに小見出しをつけている。

エントリーを書く際、小見出しに当たるところを、h4タグを使用している。


そのままのh4のCSSの設定はフォントが強調してあるのみで、小見出しとしては少し物足りない。
フォントのサイズを大きくし、少しだけ目立つように変更した。


h4 {
color: #000;
font-size: 18px ;
margin:.75em 0 0;
padding-left:.6em;
border-left : 10px solid #6ea1bb;
}


本文の文字色は濃いグレーの#333だけど小見出しは黒の#000にし、フォントサイズを18px上げ、左サイドに太目の罫線をタイトル文字と同じ色のライトブルーにし、デザインに共通性を持たした。


結論

少しの変化ではあるが、オリジナリティが出た上に読みやすくなった。(ような気がする ^^; )


2011年9月10日土曜日

10日目の区切りで考えること

このブログを本格始動して10日間たった。
始めたときからの変化とか反省とか、そのあたりのことを振り返ってみる。


最初に決めたルールは守られているか?

最初に決めた3つのルール。

1.毎日書く
守れてません。

2.100記事まで書く
継続中。

3.誰が読んでもいいように書く
毒にも薬にもならないような内容なので多分大丈夫。


毎日、書けてないです。言い訳はいろいろあるけど言ってはダメです。分かっています。

毎日ブログを書くことについては、いろいろな意見や考え方があります。

薄っぺらな内容の無い記事を、毎日更新するためだけの目的で続けても意味が無い

という意見。

確かにその通り、
誰かのためにならない記事など意味が無いじゃん。
よく分かります。

他には
毎日更新し続けることで文章力がつき、新たな発見も生まれる。
なるほど。


毎日書き続ける意味

ブログに対する考え方が2通りある。

毎日書くぐらいなら、時間をかけてよい内容の記事にすべき
との意見の人はブログは「人のためになるもの」と考え、

新たな発見と文章力をつけるのが目的
との意見の人はブログは「自分のためのもの」と考えているのだと思う。

どちらのみが正解と言う訳ではない、どちらとも正しいと思う。

自分のためのブログだとしても、新たな発見を文章力をつけて、発信するのだとすれば同じことだ。

だから、文章力も無く、人に伝えるべき情報を持たない俺は、修行のように毎日精進するように更新し続け、いつか世のため人のためになるようにしなければと思った。

なので、これからも毎日更新を目標にする。


一番驚いた変化、誰かのために。

一番の変化は、みんなに見てもらいたいと思うようになったこと。

最初はそんな気はなかった。
こっそりとやっていこうと思っていた。
でも、慣れないなりに、一生懸命考えて書いたものを、誰かに読んでもらいたい、感想が聞きたいと思うようになった。

もしかすると、初めからそんな気持ちがあったのかもしれない。だからブログにしたのかも。
人は誰かの役にたって自分の存在理由を知る。今までは家族を守ることのみが自身の存在理由だった。

この情報があふれるネットの中で、少しでも人の役に立つ情報を発信していきたい。


結論

とにかく、毎日更新することで文章力を早く身につけ、便利な、面白い、そんな情報を発信してゆけるようになりたいと思った。


それにしても、文章力なさすぎ・・・。


2011年9月8日木曜日

自分のための記録。誰かのための記録

この気持ちの変化はなんだろう?

ライフログとして書き始めたこのブログだけど、書き続けていると誰かに見てもらいたくなる。
自分の記録として残すことが目的であったはずなのにいつの間にか誰かに向かって書いている。
それほど多くは書いていない。今日で一週間たっただけなのに。記事としてもまだ5個書いた程度。
たったそれだけの期間で心境が変化したのは何故なのか? 自己分析してみる。


ブログは日記と違う

当たり前のことだが、この違いに初めのうちは気がつかなかった。

今日の朝起きてから寝る直前までの私的な出来事を記録する為の日記。
感じたこと、体験したこと、分かったこと。自分の心の中を誰にも知られることなく自分の為だけに書き綴る。
自分もそんなつもりでブログを考えていた。

このブログも、公開条件を変えれば、自分以外は読めなくすることだってできる。
でもそれをしない、なぜなら誰かに見てもらいたいから。

もし日記を書くなら

6時に目が覚める。窓を開けると風が吹いていて、それは昨日までとは違い、秋らしい爽やかな風だった。

すこし、遅刻気味で出社。今週末が期限の仕事を段取りよくこなす。最近、退社する人の話をよく聞くようになった。
なんだか、考えさせられる。

少しだけ残業をして帰宅。まだ19時前なのに、黄昏時は過ぎ夜の時間だ。
「全部私が作ったの」とうれしそうに娘が夕食の準備をしている。よほど妻に仕込まれたのか小学生とは思えないほどの出来栄えで感心する。

風呂上りにベランダに出て空を見上げる。雲の向こう側に月が見え隠れする。何とか明日も天気はよさそうだ。
こんな感じになるんだろう。

だけど、ほんとに書き留めたいものは日記ではない。「ライフログ」だ。


自分でもまだ定義できていない「ライフログ」

ログとは、コンピュータの利用状況やデータ通信の記録のこと。

「生活のすべてをログをとるように記録する。それがライフログ。」って意味わかんね(笑
正直、自分でも分からないです。ハイ(笑

ただ思うことは、今、何処で、何を見て、どう感じ、何を思い、どう行動したのか。それは正しかったのか、そうじゃなかったのか。
毎日起こる取捨選択の中で、そのときの選択を判断を評価できるのは今の自分しかいない。

漠然とだけど「ライフログ」をつける意義をこのように思っている。


後戻りしない、無駄にしない

体に染み付いた習慣はなかなか取れません。

このままでいいなんて誰だって思っちゃいない。変わりたい、変わらなくてはときっと誰しも思っている。
だけど、この風邪を引きそうなぬるま湯が最高に気持ちいい。今、このぬるま湯から出ると寒くて仕方ないことを知っているから。
熱湯に蛙を入れるとすぐに飛び出してくる。しかし、水に入れた蛙を徐々に熱していくと茹で上がるまで出てこない。茹で蛙なんてごめんだ。
同じ思いを持った人が一人ぐらいは居るんじゃないかな。
せっかく、時間を使って調べた知識を、2度と開くことのない手帳に書きまとめるだけではもったいない。
自分の調べたことや考えたことが少しでも誰かの役に立てば、そんな思いもあって


結論

広く読まれるように努力いたします。キリッ

皆のためになるようなことを書いていこうとは思っていない。第一、書けないし。

でも、誰かのためになるように、いい加減ではなく正確な情報を、自分の意見を入れつつ記録していく。

2011年9月6日火曜日

読みやすいブログにするためにやるべきこと!!(文章編)

「初めから美しい文章を書けるものなどいない。」(どこかの偉い人)

文章は何度も書くことで読みやすいものになっていく。どこに気をつければ読みやすくなるのか、そのポイントを探る。


タイトルと見出し

新聞は、一面の見出しの出来・不出来で売上が大きく変わると聞く。

読む人の興味を引き、これから読む記事のあらすじが分かるようなものがいいのだろう。
タイトルや見出しに使う言葉はインパクトがあるものを選び、色や大きさを変えたりしてとにかく目立つようにする。


図や写真を効果的に使う

百聞は一見にしかず的効果。

文字だけの記事は単調な印象をうける。
文章で伝えるよりも写真の方がイメージが伝わりやすいことがあるし、複雑な事柄は図解にしたほうが理解度も上がる。
効果的に配置すると、記事全体にリズムが生まれる。


句読点や改行でまとまりを作る

短めの文章はテンポがいい。

読点は区切りたいところに入れる、まとまってきたら改行を入れていく。
かたまりになったら、見出しをつける。
行間も見やすくするためのポイント。


書いた文章は責任を持って見直す

内容だけでなく誤字脱字に気をつける。

誤字や脱字だらけだと記事の信頼度が下がってしまう。難しい言葉を使うと間違いも多くなる。
無理をせず簡単な言葉を使って伝えるようにする。
繰り返される接続語や重複している言葉のチェックも必要だ。
推敲によって間違いをなくし、文字数を減らし、より分かりやすくしていく。


結論

1に推敲、2に推敲。

時間があるかぎり、自分の文章を見直し、すこしでも読みやすく、間違いの少ない記事にしていく。
最初の一文は短めにして最後の一文は印象的になるように書いていこう。

読みやすいブログにするためにやるべきこと!!(デザイン編)

誰にでも読みやすくする為にはどうしたらいいのだろうか…。

文章を書いている最中の本人であるなら、どんな汚い字であろうと、一見無関係な単語の羅列であろうと、全体の内容を理解することは出来るだろう。
しかし、数日、いや一晩たってしまっては、その文章から内容を理解することは不可能だ。
ましてや、本人以外の人なら尚更である。
せめて、見た目だけでも読みやすくしておきたい。


レイアウトの4大原則

ブログのデザインに限らず、レイアウトを考えるとき、考慮しなければならない大原則がある。
それが「レイアウトの4大原則」だ。この4大原則に従ってブログのレイアウトしていく。


近接の原理

近くのものは関連性があるように感じる。関連性の高いものを、近づけグループ化することで、まとまり、内容を理解しやすくなる。

句読点もなく、ダラダラと長い文章ははじめからおわりまで読まないと内容を理解しにくい。バラバラでも同じことが言える。
内容の関連性を考え、余白を使ってかたまりを意識する。


整列の原則

位置や大きさ、形状、色を揃えるとこで、まとまってすっきりとした印象になる。
揃える時には見えない線を使ってレイアウトしていく。

近接の原則でグループ化した要素を見えない線で揃えてバランスよくレイアウトする。


対比の原則

コントラストや強弱をつけ差別化する。
タイトルや見出しなどは、フォントを強調したりして差別化し目立つようにする。
対比をつけていくと、リズムが生まれ動きを感じることができ読者をあきさせない。


反復の原則

同じ構成やデザイン要素を繰り返して使用することで統一感のあるレイアウトになる。
同一のフォーマットを繰り返し使うことで視覚的に認識しやすくなる。


結論

このようにレイアウトの4大原則の考え方を取り入れていくことで読みやすいブログにしていくことを心がける。

2011年9月5日月曜日

どうして「Blogger」でブログを始めたのか

Bloggerって?

Googleが提供しているブログサービス。

もともと、エバン・ウィリアムズ氏が創立者の一人であるPyraLabs(パイラ・ラボ)社による、個人用ニュースサイト作成ツールで、商業用途のニーズに応えるための高機能な有料版であった「Blogger Pro」を、2003年に買収したGoogleが無料化してサービスが開始。

その後、Picasaを買収し、Bloggerに写真を投稿できるようにしたり、デザインを変更したり、CSS準拠のテンプレート、メールでの投稿を可能にしたりと、どんどん機能を追加してゆき現在に至る。そして機能の追加はまだまだ続くようだ。

エバン・ウィリアムズ氏はGoogleに買収されてしばらくした後、Googleを去りTwitterを設立している。


Bloggerの長所と短所

いろいろなブログサービスを調べた結果、他のサービスと比べてBloggerの長所と短所を列記してみると

長所は
  • 無料
  • 広告なし
  • 1アカウントで複数のブログを運営できる
  • 投稿者と閲覧者をコントロールできる
  • HTMLやCSS,JavaScriptを制限無しで使用できる
などがあげられる。

また、短所としては
  • 日本ではメジャーではない
  • トラックバックの機能がない
  • ノウハウの情報が少ない
  • 設定等が複雑な印象
などがあげられる。

結論としては、自由度の高さと無料で広告なしが決め手で、AdsenseやAnalyticeなどのGoogleの様々なサービスを使えることも、はずせないポイントとなった。


とにかく始めるために

普段からGmailを使用しているのであればhttp://blogger.comにアクセスして、Googleアカウントを使ってログインすれば準備OK。
Googleアカウントを持って無くても、今使っているメールアドレスでGoogleアカウントを取得することができる。

Bloggerにログインすると、ダッシュボードと呼ばれるブログ管理ページに移動する。
「新しいブログ」ボタンをクリックすると、ブログのタイトルと「.blogspot.com」で終わるアドレスを登録するだけで、すぐにブログをスタートできる。


運営しながら学んでいこう

いろいろな設定やテンプレートによって、自分スタイルにカスタマイズ可能なBloggerではあるけど、とにかく投稿してみる。
すべての機能を把握してから始めていては、スタートダッシュが鈍ってしまう。
記事を公開することが第一目的なので、その他は運営しながら学び、改善していけばいいと思う。
自分スタイルも見た目のデザインが重要なのではなく、記事の中身で表現していくことを忘れていけないと思う。


最後にBloggerについて、もっとも参考になるサイトを紹介。

クリボウの Blogger 入門

これから、どんどん参考にさせていただく。

2011年9月4日日曜日

今の自分を記録する道具たち

iPod touchを手に入れてからの変化

今を記録するなんて、とてつもなく面倒だ。
仕事上、提出が決められている日報ですら滞ってしまい、処理するのに苦労していた。
しかし、「先月はどうだったか?」、「去年はどうしていた?」と、過去の情報が必要になるケースが頻繁に起こるようになり、頭の中の記憶だけでは不十分であることに気付く。手帳は使っていたけど、たいして活用していなかった。

で、ある日、iPod touchとPocket wifiを手に入れる。

ここから劇的に記録する行動に変化が起こった。


今日を記録する為の「Gmail」と「Googleカレンダー」

「Gmail」と「Googleカレンダー」はgoogleが無料で提供するサービス。アカウントを取得することで使用することができる。
GmailはiPod touchへ簡単に設定でき、アカウントをコントロールすることで仕事とプライベートを区別することができる。
Googleカレンダーは、本来スケジュール管理をする為のものなんだとは思うが、過去の記録用に使用している。

この2つのツールを使って「今日」を記録し始めた。

iPod touchにからは標準で装備されている「メール」と「カレンダー」から入力することで情報を同期することができるので、とても便利だった。
新しい道具を手に入れた当初は、目新しさで豆に記録していたのだが、長くは続かなかった。


今を記録できたtwitter

その頃、世間ではtwitterが大ブーム。「今どうしてる?」「~なう」「140文字でささやくだけのマイクロブログ」。こんな言葉や文字を目や耳にしない日は無かった。

興味があって登録したのは2009年12月。iPod touchを手に入れる以前は、もっぱら、デスクトップか携帯からアクセス。楽しさは理解できるものの、情報を受け取る側が多く、ツイートすることは、ほとんど無かった。

しかし、iPod touchを手に入れてからは、その手軽さから、情報を発信する機会がめちゃくちゃ増えた。そして何でも無いツイートが後で読み返してみると、なんだか意味のある情報に見えてきた。


過去の情報となった「今」を整理する。

何でも無い「今」の積み重ねの記録を整理することで、今の自分の思考を理解することが出来た。
「自分の事は自分が一番知っている。」などは、ほとんど盲信だということに気付かされる。

今の情報を入力する為のiPod touchは、とても使いやすく、大活躍なのだが、情報を整理するには少し不便だった。少し悩んだすえネットブックを購入する事に決めた。DELLのINSPIRON mini 今このマシンでこれを書いている。
持ち歩くことを前提にこの機種に決めたのだけど、今のところ自室からリビングへの移動かしていない。(汗


それらの道具を使って、今の情報を蓄積して整理し活用していくことで、これからの自分自身の形成に役立てていく。

2011年9月1日木曜日

序:ブログを書こうと思った。 ~自分の記録(ライフログ)~

何故ブログを書こうと思ったのか。

文章を書くことが苦手なのに何故ブログを書く気になったのか。

社会に出て20数年。仕事で提出する「報連相」の類以外に、文章を書くことなど、ほとんど無かった。だいたい、学生の頃からレポート、作文、感想文はからっきしダメな方で、頭の中と文章や言葉が一致しない事の方が多い。

結論から書くと「自分の記録」、今風に言うと「ライフログ」。そのとき何を考え、何をしてきたかの記録を残しておきたいと、ふと思った。そのふと思ったのが2年前。その頃の自分はいろいろなことを考え、その年はいろいろな事が起こった。

2年かかってブログに残す方法にたどり着いた。


続ける為の3つのルール。

新たに物事を始めるには、多少の縛りがないとどうにもならないのが、人間の性というか自分の性格。「自由にしてもいいよ」と言われるとしばらく何もできない。
なのでいくつかルールを作る。

■1. 毎日書く。(基本)
昨日の自分は別の人。何度となく経験してきた事。昨日の自分よりは成長していなければ。

■2. 100記事書くまでやめない。
100とか区切りいいし、今から始めると2011年中には100までいきそうじゃん!!

■3. 誰が読んでもいいように書く。
ブログは日記のようで日記ではない。誰でも読むことができる。自分の書いた文章が誰の役に立ったり、感動を呼んだりなんかしなくてもいい。「フッ」って鼻で笑われてもいい。でも、自分が書いたものが誰かを嫌な思いにさせたり、決して傷つけたりしない文章を書く。

今思いつくのはこの3つ。これからも増えるのかもしれないけど、あまりにもルールが多すぎると何もできなくなってしまうので、まっ、この辺で。


目標って何だ?!

目的は「ライフログ」を残すことだけど、では「ライフログ」を何のために残すのだろう?

今までの人生、途中で寄り道するわけでもなく、高校、大学、社会人と普通の人生を歩んできた。仕事では人並みに悩んだり、達成感を満喫したり、繰り返されるルーチンワークに少し飽きたり。で、ふと「ずっとこのままの状態?」と思ってしまった。何故思ってしまったのか忘れたけど、そう思った時から「何かをしなければ」という思いがふつふつと涌いてきて、ぼんやり「本当にやりたい事をやる為には」と感じるようになった。
なので、そのぼんやりとした思いを「ライフログ」から見い出し、実現することがこれからの目標だ。


まず、やる!! やってみる!!

やりたい事はいろいろある。でも、本当にやりたい事がどうかはとても難しい。今の仕事だってやりたかった事のひとつである事にはかわりない。
しかし、現状に満足していない自分がいることを考えると仕事が充実していないのか、仕事を取り巻く環境に不満を持っているのか、そのどちらでも無いのか分からない。分らない事を考えていても変化は起こらない。だから、思いついた事をやる。その先にきっと何かが見えてくると信じて、まずやってみる。


たどり着けるだろうか?

勢いづいてここまで書いてきたけれど、正直、何の手掛かりも持っていない。それどころか、こんな拙い文章を「夜中のラブレター」状態で書いているけど、3日後には削除しているんじゃないかとすら思ってる。

果たして、たどり着けることはできるのだろうか?

スタートしなくちゃゴールには着かない。逆方向でも構わないから、とにかく前に進もう。そのうち何か見えてきたら、そちらに向かって全力疾走できるように、準備運動だけで終わらないように。

こんな感じのスタートでいいのか?