2011年10月19日水曜日

AdSenseを始めるならよく調べて戦略をたてるべし!!準備段階で知っておくべき事柄のまとめ

Google AdSense、みなさんご存知だと思います。Google が提供する広告サービス。でも、ただ設置していれば「報酬がどんどん入ってラッキー」て言うことにはなりません。どうすれば有効な広告を表示できるのか、始める前にいろいろ調べてみました。


基本を振り返り「AdSense」とは?から考える

インターネット広告サービスで、アフィリエイトプログラムの一種。サイト上で表示されているGoogle提供の広告がクリックされると、サイト運営者に報酬が支払われます。

特徴は広告がウェブページのコンテンツにあわせて表示されること。何も考えなくても自動で公告を出してくれます。サイト運営する側はコンテンツだけを考えればいいし、広告主はGoogleが選んだ適切なサイトに広告を出してくれるので配信の手間がかかりません。また、サイトを利用するユーザーもコンテンツにあった広告なら必要な情報である可能性が高くなります。このマッチングが最適になれば3者(Googleも含めれば4者)がすべて得をするシステム。

すごすぎる。

そんなAdSenseを設置する前にもう少し調べておきます。

アフィリエイトの報酬型の種類

アフィリエイトにおける報酬には大きく3つのタイプに分けることができます。

<<成果報酬型>>
多くのアフィリエイト広告はこのタイプです。クリックした先で商品の購入するなど一定の条件を満たした場合に報酬が支払われるシステム。

<<クリック保証型>>
AdSenseはこれです。広告の先にある商品へのリンクがクリックされた回数に応じて報酬が支払われるシステム。ページビューが多いサイトほど有利な報酬型です。

<<インプレッション型>>
広告が表示された回数に応じて報酬が支払われるシステム。これはクリック保証型よりもページビューが多いサイトじゃないと報酬は望めません。アフィリエイト全体に占める割合も低いです。


クリックしてもらいたくて、あるいは商品を買ってもらいたくて広告がテンコ盛りのサイトを目にすることがあります。コンテンツと広告の境が分かりません。そんなサイトに出会うとネット広告全体の印象が悪くなり、報酬を上げたいがために採用してきた広告中心のコンテンツ作りによってそのサイトを訪れてくれるユーザーを遠ざけることになっていることに気がついていないようです。

そうならないためにも、コンテンツと広告の関係を理解してAdSenseを始めたいと思います。そのためにもより良いサイトをめざさなくてはなりません。


良質なサイトをめざして

どうすれば良質なサイトを作り出すことができるのでしょうか?「分からなければググれ」ということでGoogleに聞いてみたら「ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン」に答えがありました。その中で重要な項目を抜粋。

しておくこと

  • サイトの準備ができたらみんなに知ってもらう。(クローラーの設定)
  • サイトの構造は分かりやすくする。
  • <title>タグの要素とalt属性の説明は分かりやすくする。
  • 無効なリンクは削除する。

  • してはいけないこと
  • 隠しテキストや隠しリンクは使用しない。
  • 同じコンテンツを複数で公開しない。
  • クローキングや不正なリダイレクトを行わない。

  • 調べていて分かったことは、長年携わっている店舗づくりと共通することが多いと思えることです。お店のオープンの時は大量のチラシを配布して、認知度を高めます。初めてのお客様でも分かりやすい商品の陳列方法を考えますし、ファサードや看板はそのお店の内容を表すとても大切な要素です。


    まとめ

    なので、報酬をアップさせるための変な細工はいりません。ユーザーにとって分かりやすいサイト構造とユーザーが喜ぶようなコンテンツを作り続けることが報酬を生むことになります。

    AdSenseを実際に設置する時にはこのことを心に留め、広告メインにならないようなサイトを作り続けていきます。