最近よく耳にするGTD。
書店でも「ビジネス」コーナーにあるので仕事術的なものなんだろうな、ぐらいしか知らないので調べてみる。
いったい、GTDってなんだ?
企業に対し知識によって付加価値を生み出す人たちを意味する、ナレッジワーカー(knowledge worker)。新しいことがどんどん発生し、その処理速度はどんどん早くなる。いつまでったても終わりがない。そんなナレッジワーカーのための仕事術がGTDだ。
『Getting Things Done』 成し遂げるための仕事術、簡単に言ってしまえば、そういうこと。でもそれでは意味分からない。仕事の処理の仕方が今までとは違うので、当然従来のスケジュール管理では処理できない。やり方を変えなければ、どんどん仕事に追いかけられてしまう。仕事に追いかけられるようになると、新しいクリエイティブなアイデアは浮かんでこない。それが大きな問題だ。仕事にコントロールされるのではなく、コントロールする側にならなければいけない。
デビッド・アレンが提唱するGTDを実践することで、仕事をコントロールし、新しいアイデアが浮かんでくるようになる。
そんなすばらしい仕事術がGTDなのだ!!
GTDの驚くべき特徴
エネルギーとアイデアを管理する
時間の管理だけでは整理できない、頭の中のやりかけの仕事をうまく管理していく。いつまでもやりかけで終わりがない仕事にたいするストレスを最小限にする。
ツールを使ってやるもの ではない
GTDなやり方ではなく考え方。それをやるためのツールは今まで使っていたものでいい。手帳を使う人は手帳を、Webを使う人はWebを使いながらやればいい。新しいことを必要以上に覚えることはない。
混乱してきてもすぐに修復できる
GTDをはじめからうまく実践していけることは難しい。どうしても仕事に追いかけられる状況になることもある。しかし、どんな状況からでも実践可能なところがGTDの特徴のひとつだ。
実践することはたったの3つ、そのための5Step
たった3つのことを実践することで、頭の中がクリアになる。
その3つとは、
- 全ての「やりかけの仕事」を書き出す
- 仕事ひとつひとつに望むべき結果を書く
- そのことを定期的にレビューする
頭の中が整理できていないとき
やるべき仕事のリストを持っているだろうか?
その仕事のゴールを理解しているだろうか?
全体の仕事の量を理解しているだろうか?
もしそれが出来ているのであればこのエントリーは必要ない。
ほとんどの人は忙しくなってくるとこの3つが出来なくなり、キャパを超えたぐらいからパニクることになる。
実践する為の5Step、これを定期的に繰り返す。
- 収集 とにかく全て出し切る、何が何でも出す
- 処理 規則に従って処理、区分、分別し、やるべきことを決める作業
- 整理 自分のツールに落とし込む、手帳、TODOリスト、カレンダーetc
- レビュー リストを眺め優先順位を決めたり、終わったものを削除したり
- 実行 やれることを着実にこなす、そのためのGTD
重要なのは収集、処理、整理。それが出来ればスムーズに流れ出す。
その3Stepについてはもう少しまとめてみたい。